活弁付き無声映画上映 長崎市で定期鑑賞会開催

西日本新聞 長崎・佐世保版

●12日の第1弾は「オペラの怪人」

 活動弁士(活弁)の語りと、楽器の生演奏が独特の世界を創出する無声映画の鑑賞会が長崎市で定期的に開催されることになり、第1弾「オペラの怪人」(1925年、米ユニバーサル作品、92分)が12日、同市興善町の長崎市立図書館多目的ホールで上映される。

 主催は日本で唯一、無声映画を専門に扱っている「マツダ映画社」(東京)。同社は首都圏で毎月1回、活弁付きの無声映画鑑賞会を60年近く開催している。2020年の映画誕生125周年を前に、九州で初めて映画が上映されたとされる長崎市でも年に4回程度の定期開催を企画した。

 「オペラの怪人」はミュージカルなどでおなじみの「オペラ座の怪人」の第1回映画化作品。周防正行監督の最新作「カツベン!」の監修も担当する活弁界の第一人者、澤登翠(さわとみどり)さんの名調子とキーボード奏者の生演奏が作品を盛り上げる。

 同映画社の関連会社でこの企画を担当する長崎市出身の高橋健一郎さん(66)は「現代のCGなどは使われていない無声映画はまさに映画の原点。日本の伝統話芸ともいわれる活弁の語りは未体験の人にとってはとても新鮮なはず。ぜひ若い人たちにも見ていただきたい」と来場を呼びかけている。

 午後6時開場、同30分開演。前売り2千円、当日2300円。前売り券は浜屋プレイガイド(同市浜町)で。Eメール予約もあり詳細はマツダ映画社=03(3605)9981まで。

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