行橋に成年後見センター 来夏開設 苅田、みやこ町民も利用可

西日本新聞 北九州版 石黒 雅史

 行橋市は、成年後見制度の利用を促す「行橋・京都成年後見センター」を開設する。隣接する苅田町、みやこ町の2町民も利用できる。広域連携の成年後見センターは県内初という。同市中津熊の市総合福祉センター「ウィズゆくはし」内に来年7月開設を目指す。民間への業務委託料約1800万円の債務負担や関連議案を3日開会した定例市議会に提案した。

 成年後見制度は、認知症や障害で判断能力が衰えた人に代わり、家庭裁判所が選任した法定後見人が預貯金などの財産管理を担う制度。市は、1市2町の制度対象者を約7800人と推定するが、利用率は2・7%にとどまっている。

 センターには社会福祉士ら4人が勤務。行政や裁判所、社会福祉協議会などと連携し、手続きの支援や相談などに応じるほか、制度の啓発に取り組む。

 田中純市長は「制度を普及させることで(特殊詐欺などの)被害に遭う人を減らせるようにしたい」と話している。 (石黒雅史)

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