中・高部活、週休2日に 久留米市が方針策定へ

西日本新聞 筑後版 山口 新太郎

 久留米市教育委員会は市立中学、高校についての部活動運営方針案をまとめた。生徒、教員の負担軽減を目的として、国のガイドラインや県指針を踏まえ原則、平日1日、土日1日の計週2日以上の休養日を設けるほか、外部指導者の積極活用も盛り込んだ。各学校のPTA役員や校長会などへの説明を経て、年度内に正式決定する方針。

 中体連、中文連、高校長、中高PTAの代表者らでつくる策定委員会が今夏から議論してきた。

 案の主な内容は、(1)学校規模を踏まえた部活数の適正化(2)学校に部活がない競技に取り組む生徒の大会参加に配慮する(3)週休2日以上にした上で、長期休業中も別途、部活外の活動ができるオフシーズンを設ける(4)活動は平日2時間、休業日3時間まで(5)定期試験前後は一定の休養日を設ける-など。指導面でも言葉や態度を含む体罰禁止、熱中症の防止など安全確保も明記した。

 各学校には来年度以降、方針案に沿った取り組みを求め、各学校長は毎年度、個別の方針を策定してホームページなどで公表する。

 ただ、南筑と久留米商の市立高2校は、中学と発達段階が異なり、部活を目的に進学する生徒がいる点を踏まえ「方針を参考に学校が状況に応じて取り組む」とした。

 市教委によると、市立中で部活に取り組む生徒の割合は82・1%で、市立高は90・3%(5月現在)。

 県教委などによると、今年5月現在で、県内60市町村のうち半数が部活動方針を策定済み。残りは本年度中か、来年度中の策定を目指す。筑後地区を含む南、北筑後教育事務所管内では15市町村のうち11が策定済みで、久留米市を含む4自治体が策定を検討している。 (山口新太郎)

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