田川市にアジア都市景観賞 炭鉱の歴史、世界に発信

西日本新聞 九州+ 阿比留 北斗

 国連ハビタット福岡本部などが主催するアジア都市景観賞に、旧産炭地に残る産業遺産を核にしたまちづくりプロジェクトを進める福岡県田川市などが選ばれた。

 同プロジェクトは、同市と田川地域8市町村などでつくる田川広域観光協会が推進。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」遺産に登録された山本作兵衛の炭鉱記録画を所蔵する市石炭・歴史博物館や炭鉱関連の史跡などを生かした広域観光の取り組みが評価された。授賞式は11月29日、福岡市西区の九州大であり、田川市の松村安洋副市長は「受賞を励みに田川市の魅力を世界に発信していきたい」と述べた。

 賞は2010年に始まり、アジアの他都市の模範となる成果を挙げた事業に毎年贈られる。今年は7カ国14事業が受賞。国内では他に北海道帯広市、愛媛県内子町の事業が選ばれた。これまでに16カ国123事業が受賞。10回目の節目の今回は授賞式後に国内外の建築・都市開発の専門家らによる講演などもあった。 (阿比留北斗)

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