児童増えすぎ…開校初年度に分割方針決まる事態に 人工島の小学校

西日本新聞 社会面 泉 修平

 福岡市教育委員会は、同市東区のアイランドシティに今年4月開校したばかりの照葉北小の校区を分割し、2024年度にも新たな小学校を開設する方針を固めた。アイランドシティでは、タワーマンションが相次いで建設されているほか、宅地分譲も好調。児童数が当初の想定以上に増えており、新設小学校の開校初年度に分離方針が決まる事態となった。

 照葉北小は、照葉小(07年開校)の児童数増加に対応するため、同小と道路を挟んだ北側に建設され、5月時点の児童数は598人。22年度には児童数が千人を超えて既存の施設で対応できる32クラスを上回る見通しで、5年後の24年度には約1310人にまで膨れ上がると推計されている。

 新設校の場所は、市総合体育館北側を想定。今後、必要になると考えられている新設中学校を同じ敷地内に建設できるようにし、将来的には照葉小・中学と同様に小中連携校とすることも検討されている。

 08年に約1900人だったアイランドシティの人口は、開発によって右肩上がりに増え、今年9月末で約9900人。この5年間でも1・8倍となった。今後も複数のエリアで宅地の分譲が予定されており、来年度には福岡都市高速が地区内に延伸する計画で利便性も増すことから、さらなる人口増が見込まれている。

 また、同教委は同市西区の元岡中校区内にも新中学校を設置する方針。九州大の移転などに伴い人口が増えており、同校区内に一昨年開校した西都小が23年度に分離される予定となっている。 (泉修平)

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