熊本市でカラスの「ふん害」  世界女子ハンド開催中、外国旗も被害

西日本新聞 古川 努

 熊本市の中心市街地でカラスの「ふん害」が広がっている。樹木に集まる大群がふんを落とし、道路や公園のベンチなどが汚されているほか、熊本県で開催中の女子ハンドボール世界選手権のPR看板も受難。出場24カ国の国旗が描かれた部分にも汚れがこびりついている。

 看板の外国旗のうち、特に被害が大きいのはカザフスタン、韓国、モンテネグロ、オランダ、ノルウェー。市鳥獣対策室によると、原因は熊本城や周辺にすみ着いたカラス。市街地に生息するハシブトガラスやハシボソガラスではなく、中国大陸や朝鮮半島から大量に渡ってきたミヤマガラスの仕業だという。

 ミヤマガラスは10月下旬に飛来して越冬し、3月ごろに飛び去る。昨年から天敵の猛禽(もうきん)類がいない市街地をねぐらにし始めた。日中は餌を探して飛び回り、夜になると市街地に戻るという。市は本年度、佐賀大などに飛来数や生態の調査を依頼し、対策に生かす考え。

 PR看板を設置した熊本国際スポーツ大会推進事務局は5日、「カラスの被害は把握していなかった」として対応を協議。取材に対し「おもてなしの意味を込めた看板であり、大会期間中は設置を継続する。公園を管理する市の協力で毎日清掃する」と回答していた。(古川努)

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