ジュンク堂書店福岡店が一時閉店へ 来年6月末、天神地区再開発で

西日本新聞 木村 貴之

 書店として九州最大規模の福岡市・天神のジュンク堂書店福岡店が、主力テナントとして入居する大型複合ビル「メディアモール天神(MMT)」の再開発に伴い、来年6月末で一時閉店することが分かった。同店は2024年末ごろに完成予定の新ビルに再出店する方向で地元デベロッパーと協議中。関係者によると、工事期間中の代替店舗は未定だが、都心部周辺で出店先を探している。

 ジュンク堂書店福岡店は01年、複合商業施設「天神ビブレ2」跡地に出店した。当初、売り場面積はビル1―4階で計約5500平方メートルだったが、11年に地下1階まで増床し、計約6600平方メートルまで拡大。一般書や専門書、雑誌など幅広く約140万冊をそろえる。

 MMTビルは、ビルの高さ制限や容積率を緩和する市の再開発推進策「天神ビッグバン」に沿って、隣接する複数のビルと併せて19階建てに建て替えられる計画。ジュンク堂書店は引き続き、新ビルでも主力テナントになる見通しだ。

 書店を含む出版業界は不振を受けて再編が進み、15年に全国書店チェーン大手のジュンク堂書店(神戸市)と丸善書店(東京)が合併して丸善ジュンク堂書店(東京)が誕生。全国で約80店舗を展開する。福岡店の一時閉店後、書籍取り寄せや定期購読はJR博多駅構内の丸善博多店が対応。6月30日の閉店までカウントダウンキャンペーンや各種イベントを催すという。(木村貴之)

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