第44期天元戦五番勝負 第3局 11月23日(金)

井山裕太天元 対 山下敬吾九段

佐賀県鹿島市「祐徳稲荷神社」

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井山2勝目、最終局へ 天元戦第4局

西日本新聞

 囲碁の井山裕太天元(30)=棋聖、本因坊=に許家元八段(21)が挑戦している第45期天元戦5番勝負(西日本新聞社主催)の第4局は9日、兵庫県洲本市のホテルニューアワジで打たれ、午後4時33分、先手番の井山が177手で中押し勝ちを収めた。

 これでシリーズ対戦成績は2勝2敗のタイ。決着局となる第5局は18日、徳島市の徳島グランヴィリオホテルである。

 トッププロの対局では最近珍しい大ナダレ定石で動き出した第4局。井山は序盤から積極的な打ち回しでペースをつかんだ。許は長考を重ね、昼食休憩前には消費時間2時間23分と、井山の37分と比べて大きく差が付いた。

 午後に入り、許は白52(10四)のハネ出しから反撃。上辺でフリカワリとなるなど勝負形にこぎ着ける。しかし残り1分となっていた許の白114(6三)が疑問手で、左上でつらい生きを強いられることに。優勢に立った井山は中央で白石を取り切ると、コウで食い下がる挑戦者を振り切って投了に追い込んだ。持ち時間各3時間のうち、残り時間は井山21分、許1分。

 立会人の円田秀樹九段は「井山天元が堅実に勝ったという印象。許八段は早々と時間を使ったのが響いたかもしれない」と話した。

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