「久留島流すき焼き」給食に 玖珠町の有志、和牛購入費10万円贈る

西日本新聞 大分・日田玖珠版 鬼塚 淳乃介

 玖珠町の先哲、久留島武彦の愛したすき焼きを学校給食で提供してもらおうと、地元の有志らでつくる「久留島流すき焼き実行委員会」(原孝彰代表)が、同町に「おおいた和牛」の購入費10万円を贈った。

 町などによると、久留島は甘いものとすき焼きが大好物。すき焼きに関しては、タマネギは最初に炒める、肉は最後20分間で煮込むなどこだわりがあり、自ら「鍋奉行」を務め、「よかろう」と言うまで手を付けさせないほどだったという。

 昨年12月に行われた、町民が町づくりについて語り合う町主催の「地域力くすデザイン会議」で、食を通じた子どもへの郷土教育や観光振興として、この久留島流のこだわりのすき焼きを活用しようと原代表が提案。今年3月ごろから町などが検討し、今月20日に町内の幼稚園、小中学校の給食で提供されることになった。購入費は、同委員会が町内から募った。

 4日に同町役場を訪れた原代表は「子どもたちに郷土の偉人について深く知ってもらい郷土愛を育んでほしい。今後もすき焼きを通じた活動を継続したい」。宿利政和町長は「みんなも『よかろう』と言いながら味わってほしい」と話した。

 同町の道の駅「童話の里くす」のレストランでも玖珠町産の食材を使った「久留島流すき焼き」(税込み1600円)を提供している。(鬼塚淳乃介)

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