国東ショップ福岡、年内閉店 開店から5年 交付金終了受け

西日本新聞 九州+ 稲田 二郎

 福岡市・天神にある、大分県国東半島4市村のアンテナショップ「クワトロヨッチ」が今月末で閉店する。物販や飲食の売り上げが予想よりも伸びず、運営費に充てていた国の交付金が本年度で終了することもあり、開店5年目で幕を下ろすことになった。

 クワトロヨッチは国東、豊後高田、杵築の各市と姫島村でつくる協議会が運営し、2015年7月にオープンした。世界農業遺産に認定された国東半島の食材を使ったカフェや特産品を販売するスペースを併設。観光PRの拠点にもなり、企画した福岡発の国東半島ツアーは16年度からの3年間で約6100人が参加した。

 協議会事務局の杵築市によると、来店者数は16年度の7万2905人が18年度には5万6276人まで減少。特産品の販売では目標の年間1200万円を達成した年はなく、16年度の980万円が18年度には750万円まで減ったという。

 運営は福岡市内の飲食業者に年間1500万円で委託。このほか家賃なども必要で、18年度の4市村の負担金は計4052万円。15、16年度は運営費のほぼ全額を国の地方創生の交付金で賄っていたが、17年度からは2分の1に減っていた。

 杵築市商工観光課は「人口が多い福岡都市圏の人たちに今後もPRできるよう、国東半島の自治体で新たな連携を模索したい」としている。(稲田二郎)

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