【きょうのテーマ】「骨と成長痛」勉強会に参加

西日本新聞

 成長期、寝ているときに膝が「イタタタ……」という経験をしたことはありませんか? その成長痛は、骨と大きく関係があるそうです。育ちざかりのこども記者やそのきょうだい、保護者ら約40人が勉強会「自分の体を知ろう・骨と成長痛」に参加。看護師で、高校の看護学科で教員もしていた恩田和世さん(67)=福岡市西区=から骨の仕組みについて教わりました。

【紙面PDF】きょうのテーマ=「骨と成長痛」勉強会に参加

 最初に「大人と子ども、骨の数が多いのはどっち?」というクイズに挑戦。答えは子ども。大人はおよそ200個、子どもは350個あるそうだ。大人になるにつれ、離れていた指や頭の骨などがくっついて、一つになるので数が減るのだそうだ。骨盤の開き方で、男女の違いも分かるのだという。

 こども記者は、もう一つクイズに挑戦。「骨を大きくするには、牛乳を飲んだ方がいいの?」

 恩田さんによると、骨を太くしたり長くしたりするためには、材料が必要。その一つに「カルシウム」という栄養があるという。恩田さんは「カルシウムやリン、ビタミンなどの栄養が足りないと骨が弱くなる」と話し、牛乳は飲んだ方がいいことや、ひじき、わかめ、小魚なども食べるようアドバイスしてくれた。また骨や筋肉を育てるのに大切な「成長ホルモン」は思春期にたくさん出る上に、夜に多く出るため「『寝る子は育つ』という言葉は本当」と教えてくれた。

 では、成長痛はどんなふうに起きるのだろう。

 恩田さんは、骨の周りにできた軟骨が硬くなって本当の骨になり大きくなる-という成長の仕組みを教えてくれた。成長期はそのスピードが速いので、周りの筋肉などが大きさについていけなくなる。その際に、激しい運動などをすると炎症が起きて痛みになるのだそうだ。これが「成長痛」だ。「痛みを感じたら体を休ませることも大切」と恩田さん。

 また骨は(1)臓器を守る(2)カルシウムを蓄える(3)(骨の中にある骨髄が)血を作る-などの大切な役割があることや、人間や犬など哺乳類の首の骨「頸椎」の数は、七つであることも教わった。

 最後に、人間の骨の中で一番大きい「大腿骨(太ももの骨)」の長さを測り、絵にしてみた。勉強会には、骨格標本のキャラクター「ボーンくん」が恩田さんの助手として登場。「骨盤ってどこにあるの」「背中の骨は何個?」とみんなで考えるときに、自分の骨を見せて大活躍した。

■感想……骨を描いたら体の中が見えた気がした

 ▼人もキリンもネズミも、クビの骨の数は一緒だと知って驚いた。自分が健康な骨のおかげで今生活できているのだと分かったので、骨のためにもしっかり栄養を取ろうと思った。
(福岡市・東若久小5年、古後美月記者)

 ▼自分の骨を絵に描いてみることで、自分の体の中が見えた気がした。
(同市・大池小5年、野口明香里記者)

 ▼50センチもある長い骨や、3ミリくらいの小さな骨もあり、私たちの体は大小さまざまな骨に支えられていると知って、骨は偉大だなあと思った。
(福岡県久留米市・津福小5年、西田仁胡記者)

 ▼一番小さな骨が鼓膜の奥にあると知り驚いた。骨を立派にしたりつないだりするために、ビタミン類やカルシウムをしっかりとりたい。(同県飯塚市・若菜小4年、服部倫子記者)

 ▼大人と子どもの骨の数が違うことにびっくりした。
(同県太宰府市・太宰府小5年、平山結衣記者)

 ▼自分の大腿骨の長さは25センチくらいかなと思っていたけど、36センチもあって「意外と長いな」と思った。
(同県大野城市・大野南小5年、樋口空良記者)

 ▼成長ホルモンが睡眠中にたくさん出て、それが骨の成長につながることが分かったので、しっかり睡眠をとるようにしたい。 
(佐賀県唐津市・成和小6年、立川日彩記者)

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