香ばしくてヘルシー 熊本・水俣の香り米と玄米餅

西日本新聞 夕刊

 「香り米ができたよ~」。熊本県水俣市の地域づくり施設、久木野ふるさとセンター愛林館で館長を務める沢畑亨さんから、袋入りの香り米「万石(まんごく)」(150グラム、334円)と、万石の「発芽玄米餅」(5個入り1080円)を送ってもらった。

 万石はもち米で、普通のうるち米に1割混ぜて炊く。炊飯中の湯気から、なんとも香ばしいポップコーンのような香り。炊きたてはもちろん、冷めてもおいしく、独特の風味は変わらないので、お弁当にもぴったりなのだ。

 玄米餅は焼いた時の芳香がお米以上。網の上から立ち上る煙を吸い込むだけでおなかがグー。玄米特有のプチプチ感とモチモチ感。香ばしくて軟らかく、かむほどに甘い。

 鼻の利くイノシシがいち早く食べに来てしまうほどの芳香を放つという、在来種の万石。だが、丈が高くなって倒れやすい上、収量は西日本でよく作られているヒノヒカリの半分ほどしかないため、現在作っている人は、ほとんどいないそうだ。

 「肥料をやらんけん、倒れん。元々、棚田の保全が目的で育てとるけん、農薬も除草剤も使っとらんです」と沢畑さん。そんな希少な米を発芽玄米にすると、ミネラルや食物繊維、そして抗ストレス作用が期待できるアミノ酸のギャバも増えるという。

 もうすぐお正月。こんなお餅を、ぜんざいや磯辺巻き、お雑煮でいかがですか?

(フリー記者・森千鶴子)

 ▼香り米万石&発芽玄米餅 お取り寄せセットは、香り米万石3袋と発芽玄米餅1パックで、3500円(税、冷凍便送料、代引手数料込み)。愛林館=0966(69)0485(ファクス兼用、午前9時~午後5時、月曜休)

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