登り窯で窯出し 出来上がり上々 有田町の深川製磁

西日本新聞 佐賀版 古賀 英毅

 有田町の深川製磁の登り窯「谷窯」で10日、窯出しがあった。まきを燃やす技術を継承するため、年に1度、登り窯での焼成に取り組んでおり、令和初のできあがりは上々という。窯主の深川一太さんは「吉兆だ」と笑顔を見せた。

 谷窯は全長約17メートルで三つの焼成室がある。11月の「秋の有田陶磁器まつり」に合わせ、同21、22日に約45時間焼き続けた。3室とも1300度以上の高温を得ることができた。

 窯から出されたのは、青磁のポットや染付(そめつけ)の皿など約千点。深川さんは「火の力で作られ一つとして同じものがないのが本来の焼き物であるということを次の世代にも伝えたい」と話した。

 作品の一部は、来年1月2~20日に有田町原明のチャイナ・オン・ザ・パークで開く「新作谷窯展」で販売する。(古賀英毅)

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