みなと地域を歩いて楽しんで 島原市の男性がマップ作成

西日本新聞 長崎・佐世保版 真弓 一夫

 島原市の地域おこし協力隊員の上田友さん(45)が、島原藩の港町として栄えた「みなと地域」の魅力を再発見してもらうイラストマップを作った。商店や飲食店主、地域に詳しい住民への聞き取りを重ね、まち歩きを楽しみたくなるマップに仕上げた。

 同市出身の上田さんは福岡市で会社勤めや絵画の創作に励み、昨年末に協力隊員としてUターン。みなと地域で暮らし、「島原大変」の眉山崩壊が造った九十九島(つくもじま)の景観や島原藩の蔵が残る古い港町の風情、住民の温かい人柄に触れ、「得意な絵で地域を応援しよう」と半年がかりで制作した。

 マップ(A3判)は有明海からの俯瞰(ふかん)図。雲仙・普賢岳の麓に位置する港地区の飲泉や湧水、地元商店街のほか、島原鉄道・南島原駅(旧島原船津駅)の車両基地などが、細やかな線と水彩で描き込まれている。裏面は上田さんが訪ね歩いた飲食店や商店を、商店主の顔も添えて紹介。有明海沿岸の方言で「この辺り」を意味する「KokonNiki(ここんにき)MAP」として5千部を作り、市内の観光案内所や地元の店舗で配布している。

 マップを生かすまち歩きコースを策定し、上田さんの案内によるツアーも企画しており、「住民と地域の魅力を掘り起こした。地域の活性化に役立ててもらえれば」と話す。(真弓一夫)

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