元組合長射殺で親族にも脅迫か おいが証言 工藤会トップ裁判

西日本新聞 社会面

 特定危険指定暴力団工藤会が関与したとされる市民襲撃4事件で、殺人などの罪に問われた同会トップで総裁の野村悟被告(73)とナンバー2の会長田上不美夫被告(63)の第11回公判が11日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。1998年2月に射殺された元漁協組合長のおいが検察側証人として出廷。同じ漁協に所属していた父親や自分の身にも脅迫めいた事件があったと証言した。

 元組合長や父親は、北九州市が96年に発表した港湾事業を巡る漁業補償金の分配に影響力があったとされる。おいは父親と共に港湾建設会社を経営。会社のガラスが割られたことがあり、父親の元には工藤会関係者から脅迫電話もあった。

 その父親も2013年に何者かに射殺され、その後、会社に脅迫文が届いたという。

 弁護側は、父親の射殺事件などについては未解決と指摘し「犯人が分かっていない事実に基づき(審理中の事件を)立証することは許されない」と異議を申し立てた。

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