「松浦タータン」お守り贈る 地元企業、全国駅伝出場の松浦高選手に

西日本新聞 長崎・佐世保版 福田 章

「都大路の激走期待」

 22日に京都市で開催される全国高校駅伝に出場する松浦の男子選手は、たすきとランニングパンツに「松浦タータン」のお守りを付けて走る。「市民と生徒の一体感」を表そうと、地元企業がデザインした独自のタータンチェック。市民の思いが宿るお守りを力に、選手は都大路で昨年を超える成績を目指す。

 松浦タータンはスラックス製造会社エミネント(松浦市志佐町)が、スクールカラーの緑と市のイメージカラーの青を組み合わせて2017年にデザイン、松浦高の制服に採用された。英国の世界的キルトメーカー、キンロック・アンダーソン社は世界唯一のチェック柄と認定している。

 エミネントの前田周二社長(52)は松浦高OB。市民を勇気づける母校の陸上部のために何かできないかと考え、生徒と市民の一体感の象徴として、松浦タータン柄のお守りを発案。地元の氏神である淀姫神社で祈願し、陸上部に贈った。

 「たすきに付けてもらうことで、心と心がつながる。都大路でも激走を期待している」と前田社長。淀姫神社の中川明宏宮司(53)も卒業生で「お守りが力となり、大吉の結果を持ち帰ってくれるでしょう」と温顔をほころばせる。

 2年連続で県代表を勝ち取り、周囲の期待を背負う陸上部の藤山龍誠主将の思いはー。

 「多くの企業や団体から激励の品をいただいた。お守りは小さくても、目に見えないパワーに変わるかもしれない」

 「練習の成果を最大限に発揮し、松浦に恩返ししたい。2時間6分を出し、昨年の23位を上回る10位台に入りたい」

 謙虚な主将は、松浦の空から京都へ届く市民一人一人の応援が、最大のお守りであることを知っている。 (福田章)

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