ジャズの魅力、糸島で発信20年 ピアニストの武田さん

西日本新聞 ふくおか都市圏版 竹森 太一

「いい音、今後も」

 糸島市在住のジャズピアニスト武田真弓さんが、地元で本格的なコンサート活動を始めて20周年を迎えた。10月末には感謝の意を込めて記念コンサートを開催し、約100人の聴衆を魅了した。武田さんは「周囲に支えられてきた。これからもいいジャズを届けたい」と決意を新たにしている。

 音楽教室に通い始めたのは4歳。音大在学中から各種イベントなどで演奏活動をするようになり、北九州市を拠点とする音楽家の田村勝哉氏や日本を代表するジャズピアニストの辛島文雄氏に師事。ライブ活動を中心に研さんを重ねた。米・ニューヨークにも何度も足を運んだ。「本場でガツガツとセッションなどに参加し、多くのミュージシャンとの交流でプレーの幅が広がった」と振り返る。

 糸島市で定期的なコンサートを始めたのは1999年。県内外での活動に加えて、年2回のペースで開く地元のコンサートを大切にしてきた。そこには、親族や知人、音楽仲間の支えもあった。

 「『ジャズは難しい』『敷居が高い』と最初は遠慮されても、じわじわと音楽好きの人に来てもらえるようになった」と武田さん。実力派の5人編成による記念コンサートに足を運んだ同市内の主婦(54)は「多彩な一流プレーヤーとのセッションもあり、糸島の文化に深みを与えてくれている」と話した。

 「力強く、エネルギッシュ」と音楽仲間から評されるライブ活動の一方で、自宅の音楽教室では、現在も幼児から70歳代まで約30人を指導している武田さん。「ジャズは奥深い。今後のプレーヤーとの交流、環境や状況の変化も楽しみながら頑張り続けたい」 (竹森太一)

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