覚醒剤600キロ押収、きっかけは「燃料切れ」 所持容疑などで11人逮捕

西日本新聞 社会面 綾部 庸介

 熊本県天草市の小さな漁港で九州最大規模の覚醒剤約600キロが押収されたきっかけは、覚醒剤を積んだ船の「燃料切れ」だった。

 近くを通り掛かった漁船の関係者らによると、11日午前10時ごろ、同市の魚貫港沖約20キロ付近で止まった船を発見。声を掛けたが反応がないため通り過ぎようとしたところ、中から男性3人が現れ、日本人の少年とみられる1人が「燃料が切れた。海上保安部に連絡したが、助けてもらえない」と訴えたという。

 漁船はこの船を近くの魚貫港までえい航。昼すぎに着き、海保などに連絡すると海保や警察から捜査員らが集まってきた。船長の50代男性は「燃料切れの船を助けたつもりだったが、まさか覚醒剤があったとは」と驚いた様子だった。

 同市魚貫町は人口約800人の静かな港町。住民の女性(80)は「最初はパトカー2台だけだったが、鹿児島や宮崎ナンバーの車も次々来た」。係留された船からは白っぽい袋が続々と運び出され、岸壁のブルーシートに並べられたという。近所で旅館を営む女性(71)も「最初は事故があったと思った。普段は穏やかな港なのですが…」と不安そうに話した。 (綾部庸介、金子寛昭)

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