大学生DJポリス「事故に注意」 全国ワーストの小倉・湯川交差点 

西日本新聞 北九州版 白波 宏野

 年末の「交通安全県民運動」(31日まで)に合わせて、昨年の交通事故発生件数が全国最多だった小倉南区湯川2丁目の湯川交差点に、「DJポリス」が登場し、交通マナーの徹底を訴えた。同交差点では今年1月に新しい信号機を導入して以降、事故が急減しているが、年末は飲酒運転などが増える傾向があるとして注意を呼び掛けた。

 北九州市立大3年、阿波裕恵さん(21)が10日、小倉南署の一日警察署長を務め、DJポリスとして同署の女性署員2人と交代でマイクを握った。阿波さんらは「事故は朝や夕方の通勤通学の時間に多く発生します」などとドライバーや通学中の小中学生に訴えた。

 同交差点は国道10号と県道がY字状に交わる変則5差路で、同署によると、昨年1年間に18件の人身事故が発生。一般社団法人「日本損害保険協会」の集計では全国の交差点で件数が最も多かった。今年1月、「右折車両分離信号」を導入した結果、今年の交通事故件数は11月末時点で3件に減った。

 同署の橋本慎一交通課長は、年末には重大な交通事故や飲酒運転が増えるとして「危険を予測する『かもしれない運転』を心がけてほしい」と訴え、阿波さんは「『自分は大丈夫』と思う気持ちが事故のもとです」と呼び掛けた。(白波宏野)

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