大刀洗町長選、告示まで1カ月 新人3氏が立候補へ

西日本新聞 筑後版 大矢 和世

12年ぶり選挙戦見通し

 大刀洗町長選(来年1月14日告示、19日投開票)の告示まで1カ月。現在、新人3氏が立候補の準備を進めており、2008年以来12年ぶりの選挙戦となる見通しだ。3氏の訴えを、これまでに行った事務所開きや出馬会見から紹介する。

 前副町長の中山哲志氏(53)は、財政健全化や子育て環境の充実を図った安丸国勝現町長の「継承と発展」を掲げる。会見ではグラフを手に、近年増加傾向の人口推移や積み立てた基金増などの実績を解説した。

 筑波大、九州大大学院を経て県庁へ入庁。農政課企画主査、秘書室長補佐などを務め、2008~12年と17~19年に副町長を務めた。県全域を見た経験から「大刀洗ほど可能性のある町はない」と強調。「町民と共にまちづくりする」と訴える。

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 町議の平田利治氏(66)は福岡大を卒業し、法務省へ入省。奈良少年刑務所長や大阪刑務所長などを務めた。15年に町議に初当選し、現在2期目。

 事務所開きの際は、限られた予算で刑務所を運営した経験を踏まえ「人口減を見据えて“小さな政府”を」と主張。大木町を例に「リサイクルを徹底しごみ処理費を減らす」とした。退職教員による課外授業、農業振興地域の見直しによる企業誘致などを挙げ「無駄をなくし、子どもに優しいまちづくり」を掲げた。

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 元町地域振興課長の矢野孝一氏(62)は「笑顔で活力ある町」を掲げる。

 佐賀大卒業後、町職員に。産業課長や地域振興課長を務め、16年に退職後、大刀洗北部土地改良区事務局長を務めた。下水道や道路整備などインフラ整備の職歴が長く、「道路や水路の一本一本を熟知している」と自負する。

 現在84人と限られた町職員数を「国や県の補助事業に十分取り組めていない側面がある。災害時に町民を守るのは職員。適切な人員確保を」と訴える。(大矢和世)

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