小学教頭が30年無免許運転 宮崎県教育庁が懲戒免職

西日本新聞 社会面 佐伯 浩之 古川 剛光

■未取得、失効の2講師も処分

 宮崎県教育庁(県教育委員会)は13日、30年にわたり無免許運転をし宮崎県警に摘発されたとして、同県都城市の小学校の男性教頭(53)を懲戒免職にしたと発表した。三股町の中学校の男性常勤講師(54)も無免許運転を繰り返したとして本年度内の出勤を停止する懲戒処分とした。いずれも13日付。男性講師は同日辞職した。

 教頭は10月28日、宮崎市高岡町で軽乗用車を運転中に一時不停止の疑いで現行犯逮捕され、無免許運転が発覚。11月下旬、道交法違反容疑で書類送検された。

 県教委によると、教頭はミニバイクの免許しか持っていなかったが、教員採用時の1989年度から通勤や公務で無免許運転をしていた。聞き取りに対して教頭は、過去に児童を乗せ複数回運転したことも認めた。同庁が年1回実施している免許取得の有無を含んだ法令順守調査では、虚偽報告をしていたという。

 男性常勤講師の無免許運転は、教頭の摘発を受けて県教委が10月31日に実施した約1万2700人の教職員への緊急調査で判明。講師はこれまで一度も免許を取得していなかった。調査ではほかに、女性常勤講師が免許の有効期限が失効していることに気付かず、車で通勤していたことも分かり訓告処分とした。

 県教委は「免許の所持や有効期限を管理職同士に確認させるなど再発防止に取り組みたい」としている。 (佐伯浩之、古川剛光)

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