『国境27度線』原井一郎、斉藤日出治、酒井卯作 著(海風社・1980円)

 27度線とは奄美群島が日本に復帰した1953年から沖縄返還の72年まで、奄美と沖縄の間に存在した国境。本書は元記者の原井が奄美の日刊紙に連載した「27度上の不連続線」をベースに、経済学(斉藤)、民俗学(酒井)の視点を加えた奄美・沖縄の復帰運動裏面史。27度線は同胞意識の強かった琉球弧の民衆に深い亀裂をもたらした。国境の内外に生じた経済格差に振り回される苦しみは、グローバル化が進んだ今日でも人ごとではない。 

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