柳川舞台の映画製作へ チャン・リュル監督、年明けに撮影開始

西日本新聞 筑後版 森 竜太郎

 韓国を拠点に活動する、中国朝鮮族の映画監督チャン・リュル(張律)さんが、柳川市を舞台にした映画を製作する。作品名は「柳川」。来年1月上旬から市内とその周辺でロケが行われる。国内外に柳川市をPRする好機として、関係者は期待を込めている。

 チャン監督は東アジアを代表する映画監督で、静かな映像で人間の微妙な感情を描き出す。カンヌやベルリンの国際映画祭で受賞歴があり、アジアフォーカス・福岡国際映画祭の常連でもある。昨年は福岡市を舞台にした作品「福岡」を撮影した。

 市によると、チャン監督は10年ほど前に初めて柳川を訪れ、映画製作の構想を温めてきたという。「柳川」は中国人の兄弟2人の旅から始まる。兄の初恋の女性の名前が「柳川」で、現在は柳川市で暮らすとの設定。兄は弟に誘われ同市を訪れる決心をするーというストーリーだ。

 中国、日本、韓国、台湾のスタッフによる合作で、中国や日本の人気俳優が出演を予定している。柳川フィルムコミッションが撮影をサポートする。

 金子健二市長は「柳川という地名の付いた作品が世界中で上映され、柳川の魅力が発信される。中国からの誘客も期待している」としている。 (森竜太郎)

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