九州出身アスリートも聖火走者に 歴代メダリスト続々

西日本新聞 社会面 林 原弘 和田 剛

 東京五輪の聖火ランナーには九州出身の現役アスリートも名を連ねた。大分県で競泳男子200メートル平泳ぎの前世界記録保持者で今夏の世界選手権銅メダルの渡辺一平選手(22)=トヨタ自動車=が選ばれた。

 同県津久見市出身の渡辺選手は2016年リオデジャネイロ五輪の同種目準決勝で五輪記録を樹立し、東京では金メダルを目指す。「競泳界を代表しているということをきちんと心に留め、ジュニアスイマーたちに夢を与えることができたら」とコメント。4月25日の聖火ランナーは五輪予選を兼ねた同月初旬の日本選手権後という覚悟のいる出走を引き受け「この、ありがたい選出をプラスの力に、より一層の鍛錬に努めます」と意欲を見せた。

 九州出身のメダリストも地元を走る。1976年モントリオール五輪柔道軽重量級金メダリストで九州柔道協会副会長の二宮和弘さん(73)は「聖火リレーを通して、五輪を少しでも盛り上げたい」と話した。佐賀県では96年バルセロナ五輪柔道男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんも走り、福岡県では08年北京五輪ソフトボールで金メダルに輝いた藤本索子さん(38)、12年ロンドン五輪バレーボール女子銅メダルの竹下佳江さん(41)らも選ばれた。

 熊本県の聖火ランナーに決まった08年北京五輪男子400メートルリレー銀メダリストで現役の末続慎吾選手(39)は「故郷熊本で、大役に関われる機会を与えていただき、感謝の思いでいっぱいです。皆様の思いを乗せて、精いっぱい頑張ります」とコメント。長崎県佐世保市のアンカーは福岡ソフトバンクや米メジャーのシアトル・マリナーズなどで活躍した城島健司さん(43)が務める。04年のアテネ五輪では野球日本代表の4番捕手として銅メダル獲得に貢献した。 (林原弘、和田剛)

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