「郵便局のユニバーサルサービス(全国一律のサービス)を…

西日本新聞 社会面 飯田 崇雄

 「郵便局のユニバーサルサービス(全国一律のサービス)をこれからどう考えていくのか。日本郵政の社長から、発信が全くない」。傘下のかんぽ生命保険などによる不正販売問題について、郵政問題に詳しいある与党議員に受け止めを聞くと、こんな答えが返ってきた。

 全国津々浦々にある郵便局は全部で約2万4千。2012年改正の郵政民営化法は、今の規模を維持した上で、郵便、貯金、保険を一体的に提供する「ユニバーサルサービス」を行うよう、日本郵政などに義務付けている。だが今回の問題で、地域に根ざし、高齢者などの生活を支える、という郵便局の良いイメージは崩れ去った。

 それでも銀行も農協も去った過疎地にとって、郵便局は最後のとりで。だからこそ、改めて足元を見つめ直し、本当に必要とされるサービスとは何かを考えてほしい。与党議員にとっても人ごとではないはずだ。 (飯田崇雄)

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