荒尾オリーブ、10年目に“結実” 初のギフト全国発売

西日本新聞 熊本版 宮上 良二

 地元産オリーブの加工品開発を手がける荒尾市の一般社団法人「九州荒尾オリーブ村」(広川昭敏代表)が初めて、主力のオリーブオイルなどをセットにしたギフト商品の販売を始めた。同市で耕作放棄地対策としてオリーブ生産が始まって今年で10年目。生産量が大幅に増えたことで可能になった。

 同市では、生産農家の高齢化などでミカン園の耕作放棄が増えていた2010年、農家十数戸が市からオリーブの苗木購入費の補助を受け、小岱山麓で試験栽培を始めた。順調な生育が確認できたため、13年から栽培を本格化。現在は農家約50戸が計約6千本を栽培し、出荷が可能な15戸の今季の生産量は5・5トンと、13年の50倍以上に増えた。

 オリーブは本場のイタリア・トスカーナ地方から輸入した約10品種を栽培し、同法人が日本人好みの香りと味わいを目標にブレンドを繰り返し、商品化した。100ミリリットルのオイルを作るのに1・5キロ(約330個)の実が必要という。

 ギフトは、オリーブオイル(100ミリリットル3千円)と、荒尾産タマネギなどを原料に加えたドレッシング2種類(各800円)を組み合わせることができる(化粧箱代500円)。

 広川代表は「ギフトをきっかけに全国に販路を広げて生産農家の収入増につなげ、若い人たちが新規参入したくなる環境をつくりたい」と意気込む。オリーブ村=0968(57)7686(日・祝日を除く午前10時~午後3時)。

(宮上良二)

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