朝倉3ダム、観光の呼び水に 周遊マップ作成や創作料理

西日本新聞 九州+ 横山 太郎

 福岡県朝倉市の三つのダムを観光の呼び水にしようと、市内で飲食店や工房などを営む有志が周遊マップを作成したり、ダムにちなんだ料理やグッズを販売したりして、地域おこしに一役買っている。関係者は「ダムを通じて、朝倉の魅力を発信したい」と意気込んでいる。

 市内には、九州豪雨で果たした防災機能が評価され2017年の日本ダムアワードで最高賞を受賞した「寺内ダム」、福岡都市圏の水がめになっている「江川ダム」に加え、ダムの高さ(139メートル)が九州一という「小石原川ダム」が来年3月までに完成する。

 全国で増えるダム愛好家が同市にも多く来ていることから、市内でたこ焼きを移動販売する三笠清治さん(49)が企画。8店舗で今秋から取り組みを始めた。

 マップ(A4判)はダム周辺の観光名所なども盛り込み、自費で6千部作成。各店は「ダム巡りの思い出になるものを」と、趣向を凝らした料理やグッズをそれぞれ開発。江川ダムを黒ゴマのシフォンで、放流される水をソフトクリームで表現したデザートや、小石原川ダムの放流設備をおからコロッケで表現するなどしたカレー、ダムの形状をモチーフにした箸置きやストラップのチャームなどを販売中だ。

 店の情報はツイッターやフェイスブックで紹介。ダム料理やグッズは今月22日で販売終了の予定だが、三笠さんは「来年も継続して取り組みたい。できれば協力店舗を増やし、ダムでつながる街をコンセプトに朝倉を元気にしていければ」と話している。 (横山太郎)

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