西シ銀新本店25年完成 正式発表「博多再開発の象徴に」

西日本新聞 社会面

 西日本シティ銀行(福岡市)は19日、JR博多駅前の本店ビルを建て替えると正式に発表した。容積率緩和で再開発を促す市のプロジェクト「博多コネクティッド」を活用し、延べ床面積が現在から2倍以上となる大型複合ビルに再開発する。来年6月ごろから解体に着手し、2025年2月ごろの完成を目指す。

 新本店ビルは、地上13階程度、地下2階程度を想定。延べ床面積は現在の約2万6千平方メートルから2倍以上に拡大できる見込み。

 地上1階と地下1階は商業フロアとし、地下1階にはホールや市営地下鉄七隈線の新駅に直結する広場を設置。2階から10階前後には西シ銀の本店営業部や本部機能が入る。10階前後から最上階までは、高機能なオフィスフロアとしてテナントに貸し出すという。

 再開発や新ビルの運営は、地場デベロッパー大手の福岡地所と特定目的会社(SPC)を設立して共同で取り組む。投資額は300億~350億円程度を見込む。

 博多駅近くの本店別館ビル(旧西日本銀行本店)と隣接ビルの2棟も28年9月ごろまでに大型複合ビルに建て替える。

 本店ビルは1971年、旧福岡相互銀行(後の福岡シティ銀行、現西シ銀)の本店として開業。建築界のノーベル賞といわれる米プリツカー賞を受賞した大分市出身の磯崎新氏(88)の設計で駅前のシンボル的な存在となっているが、老朽化していた。西シ銀の谷川浩道頭取は記者会見で「博多コネクティッドの象徴となるような最高水準の再開発にしたい」と述べた。 (博多再開発取材班)

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