2020年度から実施される…

西日本新聞 金沢 皓介

 2020年度から実施される大学入学共通テストを巡り、国語と数学の記述式試験の導入見送りが決まった。英語民間試験に続き、入試制度改革の「目玉」だった2施策の唐突な撤回。国が目指してきた改革とは果たして何だったのか▼初めて共通テストを受験する高校2年生は、1年から民間試験や記述式を意識した授業や模擬試験を受けてきた。話を聞いた福岡市の男子生徒は「一度決めたのなら簡単に変えないでほしい」と不信感をあらわにした▼制度の不備はかねて指摘されてきた。国側からすれば、民意に従い、受験生に寄り添った判断をしたのかもしれない。ただ生煮えの議論の末、ちゃぶ台返しをされた当事者たちはたまらない。名ばかりの「改革」を推し進めてきた政治家や官僚の責任は重い。 (金沢皓介)

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