サザエさんきょうだいの銅像を 漫画発案の地、福岡で寄付金募集

西日本新聞 社会面 下村 佳史

 漫画「サザエさん」の原作者、故長谷川町子さんの生誕100周年を迎える来年、福岡市早良区にサザエさん一家の3体の銅像が建てられる。同区の地域づくり団体が20日から寄付金の募集を開始。全国のファンの協力を得て、長谷川さんがサザエさんを発案した地に新名所をつくる。

 建立場所は同区西新の「磯野広場」。かつて百道の海岸線が広がり戦中戦後、近くに住んでいた長谷川さんが散歩し、登場人物を思い浮かべたとされる。足跡を残そうと、付近の市道などに「サザエさん通り」の愛称が付けられている。

 寄付を募っているのは、「『サザエさん通り』を生かしたまちづくり推進協議会」。通り沿いに、区役所が発案の地の記念碑、学校法人西南学院が長谷川さんとサザエさんの銅像を建てたが、「市民一人一人の力で銅像を建てることで、『サザエさんの古里』により親しみを抱いてもらおう」と企画した。

 銅像はサザエさんとカツオくん、ワカメちゃんの3体(高さ80センチ~1・3メートル)。単行本の表紙がモデルで、長谷川町子美術館(東京)の承諾を得た。

 寄付は来年3月末まで受け付け、目標は900万円。銅像は来年中の完成を目指す。3体は市に寄贈されるため、寄付はふるさと納税制度の対象。同協議会の大杉晋介会長は「多くの人がサザエさんの町づくりにかかわり、もり立ててもらいたい」と話す。寄付は振り込みか、事務局へ持参。事務局(早良区役所企画課)=092(833)4306。 (下村佳史)

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