『運河堀川』 桟比呂子 著 (海鳥社・1980円)

西日本新聞 文化面

 北九州市の洞海湾と遠賀川を結ぶ全長12キロの運河・堀川。暴れ川だった遠賀川の治水と用水のため、黒田長政が開削に着手。まもなく400年を迎える。かつては筑豊の石炭を運ぶ川ひらたが行き交い、日本の近代化を支えた。今年、文化庁の「歴史の道百選」にも選定されたが、時代の変遷とともに荒廃が進む。堀川の重要性を見直してほしいと、地元在住で劇作家の著者が手がけた本書は土地の古木を語り手とするユニークな堀川通史。

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