忠吉一門の刀剣一堂に 祐徳博物館

西日本新聞 佐賀版 河野 潤一郎

 佐賀県鹿島市古枝の祐徳博物館で、江戸時代の忠吉一門が仕上げた刀剣11振りを展示する「肥前刀展」が開かれている。来年2月13日まで。

 いずれも祐徳稲荷神社が所蔵。初代忠吉の脇差し「肥前國忠吉」(長さ62・4センチ)は慶長14(1609)年頃の作とされ、「玉追いの昇り竜」が彫ってある。二代忠広と三代忠吉合作の脇差しには「稲荷大明神」と焼きが入っており、同神社に奉納するため作られたとみられる。他にも刃文が直線的だったり、乱れたりして一振りごとに特徴がある。

 博物館の担当者は「最近は刀剣愛好家の若い女性が多く訪れる。初詣の際に鑑賞してもらえれば」と話している。太刀で県指定文化財の「備州長船康光」など3振りも展示している。開館は午前9時~午後4時半。年末年始を含め無休。観覧料は大人300円、高校・大学生200円、小中学生100円。同神社=0954(62)2151。

(河野潤一郎)

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