都大路で3位「みんなからの贈り物」 指導者目指す筑紫女学園高主将

西日本新聞 社会面 米村 勇飛

 京都市で22日にあった全国高校駅伝で、福岡県の女子代表の筑紫女学園(福岡市)が3位となり、2002年に優勝して以来17年ぶりにメダルを獲得した。チームをまとめた市原沙南(さな)主将(3年)はこの大会を最後に陸上を引退する。将来は教職の道に進み、陸上競技の指導者の道を目指す。

 市原主将は中学から陸上を始めて筑紫女学園に進学、1年時から都大路を走った。部員間の投票で主将に就任。3度の優勝を誇る強豪校の重圧はあったが、週1回の選手だけでのミーティングを発案。課題を見つけたり、目標を明確化したりした。

 家族に教員経験者がいる影響もあって高校入学後、将来は中学教諭になり、陸上競技の指導者になる夢を抱いた。「勉強も陸上も、トップで頑張りたい」。国公立大進学を目指し、朝練後に課外授業に取り組んだ。11月の県予選で競技引退を考えたが、長尾育子監督から「両立してほしい。自信を持って」との激励に奮起。走り続けた。

 15位だった昨年の雪辱を期した最後の夢舞台には「悔しさを晴らして終わりたい」と臨んだ。自身は4区で区間5位の走りで順位を一つ上げ、3位に浮上。アンカーが順位を守り、主将のラストランに応えた。

 駅伝で培った粘りを糧に、次に挑む目標は大学合格。市原主将は「3位はチームのみんなから贈り物をもらった気持ち。部活でここまでやれたから、勉強も頑張れます」。さらなる挑戦への号砲が鳴った。 (米村勇飛)

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