航空管制の世界を理解するのは…

西日本新聞 ふくおか都市圏版 黒石 規之

 航空管制の世界を理解するのは難しいとつくづく感じている。福岡空港の現在の発着枠は1時間当たり35回。滑走路と駐機場を結ぶ誘導路の二重化が来年完成すれば38回に増えるが、2025年に滑走路を増設しても40回にとどまる▼滑走路が2本になって大幅に増えると思いきや、1時間当たり2回しか増えない。1643億円を投じる滑走路増設より、誘導路拡幅の方が増加数が多いのは解せないが、2本の滑走路の間隔が狭いことや着陸時の進入経路が関係しているようだ▼その進入経路の変更でさらに1~2割上乗せできるという。ただ、新たな経路となる地域の理解を得るのはたやすくない。拡大する航空需要に対応するには、北九州や佐賀空港と連携して九州の玄関口機能を高める必要もありそうだ。 (黒石規之)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ