中村哲医師、アフガンの活動伝える70枚 大牟田市で追悼写真展

西日本新聞 社会面 吉田 賢治

 アフガニスタンで凶弾に倒れた非政府組織(NGO)「ペシャワール会」現地代表の中村哲医師を追悼する写真展が24日、自宅のある福岡県大牟田市の民間文化施設「みきの国」(同市栄町)で始まった。同会によると、中村さんが亡くなって以降、初の本格的な写真展。現地での活動の様子を収めたパネル約70枚が並び、中村さんの苦闘と功績を知ることができる。

 大牟田市在住の会員らでつくる大牟田ペシャワール会主催。かつて中村さんは同市内の病院に勤務し大牟田と縁が深いことから、福岡市のペシャワール会事務局から写真パネルの貸し出しを受けて開催した。

 パネルには解説が付き、中村さんの医療活動や用水路建設、イスラム教寺院や学校建設といった事業を紹介。工事現場で汗を流す人々や、通水に喜ぶ子どもたちの表情から、中村さんが築いた現地での深い信頼関係がうかがえる。大牟田ペシャワール会代表の沖牟田龍雄さん(74)は「多くの人に足跡を知ってもらい、中村さんの遺志をつないでいきたい」と話す。

 入場無料。会期は30日までと来年1月6~31日の午前10時~午後5時。12月31日と1月2~5日は沖牟田さんに連絡すれば開場可能。会場スタッフのボランティアも募集している。 (吉田賢治)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ