全日本なわとび選手権、初出場でV決めた 福岡・飯倉中央小チーム

西日本新聞 ふくおか都市圏版 下村 佳史

 小学生がチームを組んで長縄を跳び抜ける人数を競う「全日本なわとびかっとび王選手権」(8日、東京)大人数部門で、福岡市早良区の飯倉中央小6年でつくる「かっとべ!いいなかファイターズ」が初出場で優勝を果たした。決勝大会では、一度のミスもなく圧勝。培った結束力がチームを頂点に導いた。

 選手権はNHKなどが主催し全国から73チームが出場。各選手が8の字を描きながら次々と縄を跳んでいき、1分間に跳んだ延べ人数で競う。予選は各学校で実施したジャンプのビデオ記録を審査。上位3チームが決勝大会に進出した。

 同小からは39人が出場。跳んだ人数を増やすため、3~5人が体を寄せ合い、横一列になって跳ぶが、足並みをそろえるのが肝心。1人のステップの乱れが全体の流れを止める。互いに支え、高め合う姿勢がチーム力を伸ばした。

 大会挑戦は6月初旬に始まった。遠山駿輔、柳川まどか両教諭が指導を担当し、初挑戦ながら目標を「日本一」と定めた。体力づくりからと始業前に1分間の全力疾走を5本。放課後には速いピッチで「8の字跳び」を続ける技を磨いた。

 児童らは、普段の当たり前のことを一生懸命にやる学校生活のスローガン「凡事徹底」と「自立」を心掛けて練習に打ち込んだ。だから宿題を忘れた児童は練習に参加できない。皆が自覚して行動するようになり、生活面での向上にもつながったという。

 地域住民も、週末の体育館を児童たちが練習に使えるように協力し、地域一丸となって栄冠を手にした。6年生の石橋右匡(うきょう)君は「練習はきつかったけど、チームみんなで『まだいける』と頑張った。強い気持ちを持てたのは地域の支えがあったから。この経験をこれから生かしていきたい」と話した。 (下村佳史)

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ