1964東京五輪、あなたのお宝は?

西日本新聞 黒田 加那

 1964年に開かれた前回の東京五輪にまつわる思い出の品を持っていませんか? 持っている人を知りませんか? 西日本新聞あなたの特命取材班の通信員に聞いてみた。どんな「お宝」が出てくるのか―。

 ■聖火走者、ゼッケンや名簿を大切に

 市民ランナーだった福岡県古賀市の堺万七さん(76)は、前回の東京五輪で聖火リレーに旧古賀町の副走者として参加した。

 現在入院中の堺さんに代わって家族が「お宝」を見せてくれた。ゼッケンや委嘱状、集合写真などを額に入れ大事に飾っている。古賀町で走った聖火リレー隊員の名簿も。10代の隊員ばかりの中で最も年長の20歳で参加した堺さん。「本当は正走者になるはずだったが、背が低いので副走者になった」と話していたという。

 その後陸上から離れ、すし職人になった。しかし今も地元で、堺さんの俊足は語り継がれている。「私が子どものころ運動会で走ると『速かね。さすが万ちゃんの娘たい』と近所の人に言われた」と次女の永元裕美さん(44)は振り返る。

 堺さんは、大学で陸上をしている孫2人と東京大会をテレビ観戦することを楽しみにしているという。

 

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