第8期ナガサキ・ユース代表団決まる NPT会議傍聴、平和発信へ

西日本新聞 長崎・佐世保版 徳増 瑛子

 核軍縮を巡る国際会議を通じて見識を深め、平和活動に取り組む「ナガサキ・ユース代表団」の第8期生のメンバー8人が決まった。来年春に米ニューヨークの国連本部である核拡散防止条約(NPT)再検討会議を傍聴し、現地では長崎を代表して平和を発信する。長崎大(長崎市)で会見した8人は「長崎の思いを背負い、核廃絶問題に関心を持ってもらうよう働き掛けていきます」などと意気込みを語った。

 県、長崎市、長崎大でつくる核兵器廃絶長崎連絡協議会が組織し、派遣している。8期生に選ばれたのは19~22歳の同大と県立大の学生。任命式で協議会の調漸(しらべすすむ)会長は「来年は被爆75年の節目の年。これからの時代は自分たちでつくる、という気合で取り組んでもらいたい」とあいさつした。

 8期生のメンバーで、7期生としても再検討会議の準備委員会を傍聴した高見すなおさん(20)は「来年は、自分が行動する意味をもっと意識して取り組みたい」と話した。長崎市出身で被爆3世の岩高史織さん(20)は祖父の被爆体験に触れ「命をつないでくれたことに感謝している。世界に平和を発信していくことは義務だと思う」と涙を流しながら語った。(徳増瑛子)

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