不惑の筋肉美 世界制す 諫早市の森山さん 国際大会初出場でV

西日本新聞 夕刊 山本 敦文

 長崎県諫早市の会社員森山健三さん(41)が今月6~9日にスペインで開かれた、筋肉美を競う世界マスターズ選手権大会(国際ボディビル・フィットネス連盟主催)メンズフィジーク40~44歳の部で優勝した。自己流のトレーニングと食事制限で世界一を極めた森山さんは「努力した分だけ体が変化し、成果が表れる」と競技の魅力を語る。

 フィジークは筋肉量を競うボディビルと異なり、バランスのいい筋肉美を目指す。肩幅の広さとウエストの細さによる逆三角形の体やポーズ時の髪形、表情などが審査の対象になる。

 20歳のころからジムに通う森山さんは4年前、知人からフィジークを勧められ、平日2時間、休日4時間のトレーニングを開始。自身で工夫しながら食事は肉と野菜を中心に糖質を抑え、日中は2時間おきにプロテイン飲料を飲むなどして筋肉をつくり、9月に大阪府であったオールジャパン選手権で優勝して世界への切符をつかんだ。

 本番前はさらに食事に気を配った。現地入り後は筋肉の状態を確かめながら日本から持ち込んだ米を少量ずつ食べ、水分を制限して「張りがある筋肉に皮膚がピタッとつく体」に仕上げた。大会出場時は身長182センチ、体重76キロ、ウエスト72センチで体脂肪率は2%未満。ロシア、イタリア、南アフリカなどの代表18人と争い、栄冠を手にした。

 「初出場で優勝できるとは思わなかった」と森山さん。フィジーク人口は国内でも増加しており「当分は負けられない」とオフシーズンも変わらずトレーニングを続けるつもりだ。 (山本敦文)

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