中村哲さんに首相が感謝状 遺族「アフガンに緑の大地願う」

西日本新聞 社会面 湯之前 八州

 安倍晋三首相は27日、アフガニスタンで非政府組織(NGO)「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表として活動中に銃撃され、73歳で亡くなった医師中村哲さんの遺族を首相官邸に招き、中村さんへの首相感謝状を手渡した。

 首相は「アフガニスタン国民や難民のために長年にわたり、医療活動や灌漑(かんがい)事業などに輝かしい業績を挙げた」と感謝状を読み上げ、妻尚子さん(66)に渡した。長女秋子さん(39)が抱えた中村さんの遺影に一礼し、23日に閣議決定した中村さんへの旭日小綬章も伝達した。

 面会の後、尚子さんは記者団に「無念で残念だが、これから先も継続してアフガニスタンに緑の大地が広がるのを願っている」と述べた。秋子さんは「父は会の支援活動の継続を何よりも願っている。感謝状は会を続けていく上で大きな励みになる」と語った。 (湯之前八州)

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