北九州市長、今年の1字は「進」 各地で仕事納め式

西日本新聞 北九州版

 多くの官公庁や企業が仕事納めを迎えた27日、福岡県の北九州・京築地区でも各市町の首長や職員らが1年を締めくくった。

 北九州市役所では、北橋健治市長が今年最後の定例会見に臨み、幹部職員約30人が選んだ今年の十大ニュースを発表。1位は、今季のJ3優勝とJ2昇格を決めたギラヴァンツ北九州の躍進を挙げた。北橋市長は「市民に勇気と感動を与えてくれた」と述べた。2位は特定危険指定暴力団工藤会の本部事務所を巡る、工藤会側との撤去合意と解体開始だった。

 また、北橋市長は今年の1字を「進」と表現。九州初上陸となった歌舞伎「平成中村座」公演など明るい話題が多く、4期目の公約で掲げた「日本で一番住みよい街」の実現が前進したということを理由に挙げた。

 行橋市では職員約100人が参加し仕事納め式。田中純市長は「人口問題が自治体や国の死命を制する時代になってきた。意思決定に際しては行橋市をどう生き残らせるか、人口問題をどうするか、を判断材料にしてほしい」と述べた。田中建一市議会議長は、市議1人が詐欺罪で起訴され辞職したことを陳謝した。

 豊前市でも職員約100人が集まり仕事納め式があった。後藤元秀市長は「(数値が大きいほど財政運営の自由度が低いことを示す)経常収支比率が98・7%と大変厳しい状況。しっかりと財源を確保していかなければならない。一人一人が危機感を持ちながらできることに取り組んでほしい」と述べた。

 中間市の福田健次市長は約50人の管理職職員の前で訓示を実施。同市出身の俳優、故高倉健さんが好んだという「寒青」という言葉を紹介し、「いてつく寒さの中でも雄々しく立つ松のように、どんな逆境でも正しい方向を向き頑張ろうというこの言葉を胸に来年も頑張ろう」と強調。悪化する市財政を念頭に、奮起を呼び掛けたとみられる。

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