福岡で24年ぶり男子代表戦 スタジアム改修効果、来春サッカーU―23

西日本新聞 社会面 泉 修平

 東京五輪に出場するサッカー23歳以下(U―23)日本代表の国際親善試合、コートジボワール戦が来年3月30日、福岡市博多区の博多の森球技場で開催されることが決まった。五輪代表クラス以上の男子代表チームが福岡県内で試合をするのは24年ぶり。市はラグビーワールドカップ(W杯)開催に合わせたスタジアム改修の成果と捉えており、サッカー関係者からは歓迎の声が上がっている。

 五輪で金メダルを目指すU―23代表にとって、本番を約4カ月後に控えた3月の親善試合は貴重なチーム作りの場。欧州で活躍する福岡市出身の冨安健洋選手(イタリア1部・ボローニャ)や久保建英選手(スペイン1部・マジョルカ)らのプレーを間近で見られる可能性もあり、ファンのみならず注目度は高くなりそうだ。

 日本サッカー協会(JFA)は代表戦のスタジアムについて、年代を問わないA代表は個別席で4万人以上、五輪代表は1万5千人以上(既存施設の場合)が必要との目安を設けている。博多の森球技場はほぼすべてベンチシートだったが、市はラグビーW杯に向け、17年度に9億7600万円かけて客席を独立した約2万の個別席に変更するなど大幅に改修。市スポーツ推進課は、今回の代表戦が決まった理由について「ラグビーW杯の会場として基準を満たすため、改修するなどしたことが大きかったのではないか」と分析する。

 同球技場で最後に代表戦があったのは、1996年5月のA代表対メキシコ戦。試合は相手に2点を先行されながら三浦知良選手らの得点で逆転勝ち。約1万7千人の観衆が沸いた。

 県サッカー協会の山口広司事務局長は「24年前は劇的な展開で大変盛り上がった。今回は長い間できなかった分を取り戻すくらい熱い試合を期待したい」と力を込める。

 九州一の人口を持ち、高校、大学界でも日本一のチームが出るなど福岡のサッカー熱は高い。同課は「春休みで子どもたちも観戦しやすい。夢を持ってもらう、きっかけになれば」と期待している。 (泉修平)

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