【動画あり】ドイツ人捕虜初演100年「第九」を披露 久留米の合唱団

西日本新聞 筑後版 片岡 寛

 第1次世界大戦で福岡県久留米に収容されたドイツ人捕虜がベートーベンの「交響曲第9番」を披露してから100年。久留米市の久留米シティプラザで28日、100周年記念の演奏会があり、市民有志の合唱団「久留米第九を歌う会」が、九州交響楽団の演奏に乗せて、力強い歌声を響かせた。

 演奏会は歌う会主催。1919(大正8)年、久留米高等女学校講堂でドイツ人捕虜が演奏した第九が、日本で初めて一般市民が鑑賞した第九とされる。100年の節目に合わせて、8月に合唱団が発足し、団員が練習を重ねてきた。

 この日は、団員約230人がソプラノやテノールのソリスト(独唱者)らと、伸びやかな合唱を披露。歌い終わると、満員の観衆から割れんばかりの拍手が湧き起こった。会場には、大阪・神戸ドイツ総領事館(大阪市)のウーヴェ・メアケッター首席領事も駆けつけた。 (片岡寛)

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