大みそか「令和の里」でおもてなし 大宰府史跡にキッチンカー

西日本新聞 ふくおか都市圏版 南里 義則

 元号「令和」ゆかりの地、太宰府市の「大宰府政庁跡」(国特別史跡)周辺に31日深夜、軽食や温かい飲み物を提供するキッチンカー(移動販売車)がお目見えする。同市には太宰府天満宮もあるため、初詣客など大勢の人出が予想される。地元有志らが「心も体も温まって良い年越しをしてもらおう」と企画した。

 キッチンカーが出るのは、「令和」の典拠「梅花の歌」(万葉集)が詠まれた大伴旅人邸跡候補地の一つ、坂本八幡宮の南側道路を挟んだ場所。史跡内の農地だったが、同市の任意団体「太宰府創生協議会」が所有者から賃借。農地転用の許可も取り付けた。

 同協議会の木村孝代表によると、物販開始は現地の道路が通行規制される31日午後11時ごろから。キッチンカー1~2台で甘酒や唐揚げなどを販売する予定。テントも2張りほど用意し、カイロや御朱印帳、土産品などを販売。温かいお茶は無料でふるまう。

 また大みそか深夜から元旦にかけては、坂本八幡宮にも多くの初詣客が訪れることが想定されるため、救護車を用意。看護師も常時待機するという。

 国史跡では、千葉県・加曽利貝塚(国特別史跡)でイベント開催時に移動販売車による物販を行っているという。木村代表は「国史跡なので規制があり、移動販売車にした。令和の里でのおもてなしに意義がある。今回は正月三が日まで続ける」と話している。(南里義則)

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