スペワのロケット、本当はICBM? 出番なく閉園…鉄くずに

西日本新聞 社会面 内田 完爾

 北九州市八幡東区の遊園地「スペースワールド(SW)」の閉園から31日で丸2年。SWのバックヤードで野ざらしになっていた「ロケット」の行方を知りたいと宇宙ファンの男性から特命取材班に依頼があった。専門家に聞くと、SWの担当者もロケットだと思っていたものは、米軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)とみられるという。遊園地になぜミサイルが-。背景を探ると、冷戦時代の米国と旧ソ連の「デタント(緊張緩和)」がきっかけとなったようだ。

 男性によると、バックヤードには人工衛星の模型や「ロケット」の胴体部分、エンジンなどが大量に野ざらしになっており、閉園時にファンの注目を集めていた。「展示用模型ではなく、アポロ計画で使用されたロケットの本物ではないか」などと臆測を呼んでいたという。

 当時のSW担当者によると、「ロケット」などは2009年ごろに千葉県の個人から無償で譲渡された。輸送だけで約2千万円かかったが、展示場所が確保できず、閉園を迎えた。

福岡県の天気予報

PR

福岡 アクセスランキング

PR

注目のテーマ