令和初の新年、気持ち新たに 水上村で初日の出 熊本城では長蛇の列

西日本新聞 熊本版 郷 達也 綾部 庸介

 令和最初の新年を迎え、熊本県内の神社は初詣客でにぎわい、商業施設の初売りには福袋を買い求める多くの客が詰めかけた。元日朝は晴れ渡り、初日の出を拝むことができた。

初日の出に歓声

 水上村の市房山山頂(1721メートル)では元日朝、黄金色に輝く初日の出が見られた。

 村観光協会によると、小中学生など地元住民ら約20人が午前4時ごろから順次、登山開始。山頂は強風が吹き、体感温度が零下10度というしびれる寒さだったが、午前7時10分すぎに地平線を真っ赤に染める御来光が上ると、登山客から「おおー」という歓声が起こった。(郷達也)

無料開放に行列

 熊本地震からの復旧工事が進む熊本城(熊本市中央区)は元日、地震後初めて無料開放され、新年恒例の迎春行事も城内で行われた。先着2020人限定の素焼きの杯(かわらけ)をもらおうと、整理券配布場所の西大手門前には未明から行列ができ、一時千人を超えるほどだった。

 一番乗りは20年以上前からの常連、同区の建設業斉藤幸治さん(42)。1日朝の最低気温は氷点下2・1度で、午前2時から並んだ斉藤さんのリュックや帽子の一部が凍るほど冷え込んだが「城内で新年を迎えられることに復興を強く感じた」と笑顔だった。地震前は天守閣から初日の出を拝めたといい「また見たいです」と期待を込めた。

 熊本城そばの加藤神社にも多くの人が初詣に訪れ、一年の幸福と健康を祈った。夫婦で訪れた同市北区の女性(65)は「今年も元気に過ごせることを願うだけです」と話していた。

財布のひも緩む

 2日に初売りがあった鶴屋百貨店(熊本市中央区)には、開店前から長蛇の列ができ、予定より1時間10分早い午前8時50分にオープン。福袋は約2万6千個用意されたが、人気の商品は開店直後に売り切れるため、買い物客は駆け足でお目当ての店舗に走った。

 午前6時から行列に並んだ同区の主婦(33)は食料品の福袋約10点を購入。「欲しかったものが手に入った。ついつい財布のひもが緩んじゃいますね」と喜んでいた。

 一方、昨年9月に開業した「サクラマチ クマモト」(同区)は元日に初売り。15分早めに開店し、福袋が1時間足らずで売り切れた店舗もあった。(綾部庸介)

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