佐賀県の新成人9047人 5年ぶりに9000人超える

西日本新聞 佐賀版 野村 有希 古賀 英毅

 佐賀県は、2020年の県内の新成人は9047人で昨年より153人増え、5年ぶりに9000人を超えたと発表した。12日までに全20市町の37会場で成人式が開かれる。

 新成人は1999年4月2日~2000年4月1日生まれの人。19年11月1日時点の住民票に基づく人数で、9000人を上回ったのは15年の9248人以来。県の担当者は「1970年代の第2次ベビーブームで生まれた世代が親という新成人が多く、親世代の人数が影響しているのでは」と分析している。

 男女別では男性が4510人(前年比129人増)、女性が4537人(同24人増)。市町別は佐賀市の2408人が最多で、唐津市の1098人、鳥栖市の898人と続いた。最少は玄海町の67人だった。(野村有希)

「魅力あふれる街に」

 13日の成人の日を前に3日、県内では多久、武雄両市と有田町で一足早く成人式が開かれた。穏やかな天候に恵まれた各式場では、久しぶりに会った友人らと記念写真を撮るなど晴れの日を楽しむ新成人の姿が見られた。

 このうち武雄市では587人が成人の仲間入り。市文化会館での式典では主催者を代表して小松政市長が「人を見た目で判断しない。分からないことは素直に聞くことがこれからの時代に本当に役立つ」とあいさつ。新成人を代表して西田淳平さん(19)が「武雄市を魅力あふれる街にすることが私たちの使命だと思っています」と述べた。

 市内では昨年8月の大雨で住宅などの浸水被害が1500件以上発生した。式には自宅が被災した新成人も出席。床上浸水被害に遭った同市橘町の専門学校生山本菜々子さん(20)は「無事に成人式に出席できてよかった。武雄は好きな街なので、水害がもう起きないようになってほしい」と話していた。(古賀英毅)

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