炊き出しで心も温めて NPO法人抱樸、路上生活者を支援

西日本新聞 北九州版 白波 宏野

 路上生活者の支援に取り組むNPO法人「抱樸(ほうぼく)」(奥田知志理事長)は3日、北九州市小倉北区の勝山公園で新年恒例の炊き出しを行った。路上で亡くなったり遺骨の引き取り手がなかったりした人の追悼集会もあり、約50人の路上生活者を含め約250人が参加した。

 追悼集会を含む炊き出しは、正月やお盆に一家だんらんの風景が増え、路上生活者らの孤立感が深まることから、1月と8月に毎年開催している。

 追悼集会では、奥田理事長が「今生きてるだけでおめでたいし、ありがたい」と命の尊さを語り、参加者は亡くなった人たちに黙とうをささげた。

 集会後には、豚汁と焼き肉弁当が振る舞われ、路上生活者や支援者が一緒に食事を楽しんだ。生活保護を受け、抱樸の炊き出しに頻繁に訪れるという小倉北区の男性(66)は「生活はとても苦しいが、ここに来ると頑張ろうと思える」と話した。(白波宏野)

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