古墳時代の馬どんな骨格? 熊本市で発掘、全身骨を公開

西日本新聞 夕刊 長田 健吾

 熊本市南区城南町の塚原歴史民俗資料館が、古墳時代中期の5世紀ごろのものとみられる馬の全身骨を公開している。同市によると、古墳時代の馬の全身骨が発掘されたのは全国的にも珍しく、九州では初めて。

 全身骨の馬は体高約1・25メートルの12歳前後の雄。同市西区上代の上代町遺跡群で2016年9月に見つかり、保存作業が昨年終わった。人の手で埋葬されており、市文化振興課の芥川太郎主事は「何か特別な馬だったことは間違いない」とみる。

 同遺跡群では、他の馬の歯や骨、馬具も出土しており、当時、この地域に住んでいた人たちが、馬を貴重なものとして扱い生活を共にしていたことが分かるという。

 馬の全身骨を展示する「熊本市遺跡発掘速報展」は2月24日まで。ほかにも、同市の遺跡11カ所から出土した縄文-江戸時代の遺物約170点を紹介している。同資料館=0964(28)5962。 (長田健吾)

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