【きょうのテーマ】はさみの使い方を学ぶ 「鳥のモビール」作り

西日本新聞 こども面

こども記者工作教室

 みなさんは、工作が得意ですか? 紙を使った工作に欠かせない道具がはさみですが、いくつかのこつを知ることで、さらに上手に使えるようになります。こども記者が、元中学校美術教諭の荒木敏男さん(72)=福岡市=から、はさみの使い方の基本を学び、100円ショップで買える材料を使った「鳥のモビール」作りに挑戦しました。作り方を紹介します。(製作時間・約2時間)

【紙面PDF】きょうのテーマ=はさみを使う基本を学ぼう

 ▼材料=縦27センチ、横38センチ(八つ切り)くらいの大きさの画用紙2枚、長さ25センチの細めの釣り糸8本、竹ひご(太さ4ミリ)。40センチ2本、20センチ1本、のり、装飾用の目玉シール、ビーズなど。

 ▼道具=はさみ、千枚通し、絵の具セットやカラーペン。竹ひごを切ったり、千枚通しを使用したりする際は、保護者と一緒に。

 ▼作り方▼

 (1)材料をそろえ、大小2種類の鳥の型紙を作る。

 (2)画用紙を二つに折る。画用紙の折り目側にそって型紙を置き鉛筆でなぞる。大2体、小3体の鳥を線でかたどり、はさみで切る。

 (3)切った鳥の羽を折り、胴体部分をのり付けする。釣り糸を結ぶ穴を開けた、三角形の紙を忘れずにはさんでおく。鳥が完成したら色を塗る。

 (4)長い2本、短い1本の竹ひごの両端に、はさみで溝を切る。力がいるので慎重に作業する。

 (5)小の鳥2体に釣り糸を付ける。短い竹ひごの溝に鳥の糸を結び、同じ長さにして両端にそれぞれつなぐ。このパーツを長い竹ひごの片方に結ぶ。もう一方の端には大の鳥を結ぶ。

 (6)(5)をもう1本の長い竹ひごの端に結ぶ。もう一方には大の鳥を結ぶ。上段の長い竹ひごの左右のバランスが取れる支点を探して、はさみで溝を切り、糸を結ぶ。ぶら下げ用の糸の輪を支点に結び、全体のバランスを調整して完成させる。

 ●はさみは刃の奥で切ろう 荒木さんのアドバイス

 今回の工作教室でモビールを作ろうと思ったのは紙を切る、色を塗る、糸でつなぐという工作の基本的な要素が全部詰まっているからです。特に鳥は羽の曲線など、はさみを上手に使わないと羽ばたいている感じがうまく表現できません。

 はさみを自在に使うにはいくつかのこつがあります。(1)わきを締める(2)はさみは自分の体の真ん中で持つ(3)刃の先ではなく奥で切る(4)曲線を切るときは紙の方を回す-などです。この四つのやり方を意識するだけでも、みなさんのはさみさばきはすごく上手になると思います。

 モビールは前後左右のバランスを取ることが大事ですが、なかなか難しいです。うまく支点が定まらない場合は、鳥にシールやビーズを貼り付けたり、紙をはさんで小さな磁石をくっつけたりするなどして重さを調節するとうまくいきます。

 鳥には自由と幸せのイメージがあります。寒い冬の一日、みなさんも想像の翼を広げて、ご家族でモビール作りにぜひ挑戦してみてください。 (荒木)

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